ショッピング枠の換金は「お金に困って何とか現金を工面したいが消費者金融の審査に通る自信がない」といった方が活用する最終手段です。
クレジットカードの余った「ショッピング枠」を換金することで現金不足を解消することができる。
今回解説していくのはそのショッピング枠の換金方法です。
しかしながら、ネット上では「厳禁」や「違法」といった単語を多く見かけるため、ショッピング枠の換金行為に不安感を覚えることでしょう。
そこで「なぜ禁止されているのか」「ショッピング枠の換金を行うとどうなるのか」について始めに解説していきます。
今回は「ショッピング枠の換金」に関する事情を理解しておこう。
ショッピング枠の換金は「厳禁」?「違法」?なぜなのか
クレジットカードのショッピング枠を換金する行為はカード会社の利用規約で確かに禁止されています。まずはその理由から見ていきましょう。
なぜショッピング枠の換金行為は禁止されているのか
ショッピング枠の換金行為は禁止されていますが、なぜ禁止されているのでしょうか。
カード会社は「利用規約で禁止されているから」と述べることも多いですが、そもそもカード会社が利用規約で禁止する経緯を知りたいのでこれでは納得がいきませんよね。
禁止されている理由や背景としてよく挙げられるのが「高金利な換金行為」から消費者を守るためです。
ショッピング枠の換金のためには、クレジットカードのショッピング枠で一度商品を購入し、その商品を換金する必要があります。
換金の際には業者側の事情が勘案され、購入金額の2割~4割程度が業者側の利益となるケースが多いです。
リサイクルショップで商品を売る際にも中々高く売れないよね。
ところが、このようなショッピング枠の換金行為は事実上の「貸金」とみなす方が多いのが現状です。
ショッピング枠を換金すると、ショッピング枠の利用金額の2割~4割程度が業者側の利益となりますが、これは出資法法上で禁止されている「高金利な貸付行為」に該当し、業者側に違法性があります。
利用者側に違法性はないよ!詳しくは以下の記事をチェックだ!
禁止されている理由は不思議なことに明確に示されていないので、推測でしかありませんが、ショッピング枠の高金利な換金行為から消費者を守るためにあえて利用規約上で禁止している、と考えられています。
ショッピング枠の換金をするとどうなるのか
ショッピング枠の換金をするとカードを止められることがあります。
これはカード会社の利用規約でショッピング枠の換金行為が禁止されているためです。
しかしながら、カード会社が確認できるのはカード会員の利用履歴(購入履歴)だけであり、カードの利用先や金額、日時などしか分かりません。
ましてやその商品を換金したかどうかなど知る由もありませんよね。
そのため、カード会社が会員のショッピング枠の換金行為を検知するのは非常に難しいといわれいます。
「換金性の高い商品の連続購入」を禁止しているカード会社があるので、購入商品の種類でショッピング枠の換金行為を検知していると考えられる。
あくまでもカード会社の推測ですので、カード会社にショッピング枠の換金を疑われた場合、きちんと購入意図を説明できればカードの利用停止を免れることもできます。
しかしそれ以前にカード会社に「ショッピング枠を換金しましたよね?」と疑われない利用を心がけていきましょう。詳しくは以下の記事をご覧ください。
現金化サービスは利用履歴に代行した業者の名前しか残らない「決済代行業者」と提携しているので、現金化を検知されにくい。
クレジットカード『ショッピング枠』を換金する方法
ここまで紹介した内容をまとめると「ショッピング枠の換金行為はカード会社の利用規約違反だが、換金行為を検出するのは難しく、現金化を専門としたサービスも存在する」といった内容になります。
すなわち「換金することはできて工夫すればバレにくいけど、バレたら大変」ということになります。
あくまで自己責任でやって欲しい。
ショッピング枠換金の方法には以下のように様々な方法がありますので、事情にあった方法を選んでいきましょう。
- その1:「商品券」
- その2:「新幹線チケット」
- その3:「ブランドアイテム」
- その4:「最新ゲーム機」
- その5:「メルカリ」
- その6:「リサイクルショップ・質屋」
上記の商品を利用してショッピング枠の換金が可能です。自力でショッピング枠を換金していますので、違法な業者に巻き込まれる心配はありません。
詳しい内容は割愛しますので、興味のある方は以下の記事をご覧ください。
すべての現金化業者が悪ではない!普通にショッピング枠の換金に使える業者も存在しているゾ!
「即日」でショッピング枠を換金できる方法は限られている
早く現金が欲しいという方もいると思いますが、先ほど紹介した換金方法だとショッピング枠を換金するのに数週間かかることもあります。
ショッピング枠を即日で換金できる方法は少ないといわれていますが、当メディアでは以下のような方法を考えました。
- 即日現金化方法1:リサイクルショップを利用して『来店』現金化
- 即日現金化方法2:『新幹線回数券』を利用した現金化
- 即日現金化方法3:『Amazonギフト券』を利用した現金化
- 都市部限定:店舗型『現金化サービス』を利用
いずれの方法も成功すれば即日で現金化できる方法です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
ただし、方法3はギフト券の発行エラーで大金が台無しになる問題があり、それ以外の方法はすべて「来店」の必要があって移動コストがかかります。
そこでどうしても即日で現金化したい方の中には、ネットから利用できて即日で現金化が可能とされる「クレジットカード現金化サービス」を利用する選択肢を選ぶ方もいます。
こうした現金化サービスには悪質業者と優良店の差が大きいのも事実。利用する方は以下の記事を参考に優良店選びはしっかりとしておこう。
ネットから手続きをすれば振込を待つだけ。商品選びや移動コストもかからない現金化サービス!
まとめ
今回はショッピング枠の換金行為がなぜ禁止されているのか、換金するとどうなるか、そして具体的な換金方法について解説してきました。
結論としては、「ショッピング枠を換金することは簡単で工夫すればバレにくいけど、バレたら大変」ということだったね。
緊急時に利用できる裏ワザだが、いざという時に使うのが好ましいだろう。もちろん自己責任だ。
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