クレジットカード現金化「手数料」は安い？いくらかかる？

今すぐにクレジットカード現金化しようと思っても「手数料がいくらかかるのか」という点は疑問に思うでしょう。また、最悪「手数料が高ければクレジットカード現金化を止めたい」と思っていませんか？

実際、手数料は安く抑えることができます。ただし、それは「クレジットカード現金化の仕組みを知っていれば」です。

そこで今回解説するのが「クレジットカード現金化の手数料」と現金化の実態です。

また、ネット上ではカード会社を中心に「クレジットカード現金化」について警鐘を鳴らしているケースが多いのでそちらについても解説していきますよ。

クレジットカード現金化の「手数料」とは？手数料がかかる理由

クレジットカード現金化の手数料はどこでかかるのか、現金化の流れを見ると一目瞭然です。

そこでまずは以下の流れを見てください。

上記を見ると分かるように、購入や換金といった手続きがあるので、商品購入時にかかる税金や買取や転売など換金時にかかる諸々の利用手数料がかかりそうなことは分かります。

次章では手数料やコストについて解説します。

クレジットカード現金化にかかる手数料の内訳とコスト

消費者金融でお金を借りる際に利子がかかるように、クレジットカード現金化もタダではできません。必ず手数料やコストがかかります。

クレジットカード現金化したい金額から減額されたり、現金化以外のところでかかるものもありますので念頭に置きましょう。

手数料①：移動費【基本的に来店する場合】

クレジットカード現金化には商品の購入や換金の手間がありましたね。実際に店舗に来店して購入したり、換金したりする場合、当然ではありますがそこまでに移動するための移動費がかかります。

これに対してWeb上のサービスのみを利用して商品の「発送」を利用するなど来店が必要ない場合はもちろん移動費はかかりません。

また、通勤ルートにあるなど幸運にも日頃頻繁に往来する経路に店舗がある場合は帰宅する際に立ち寄れば良いのでこの移動費を考えなくても良いでしょう。

手数料②：商品購入時の消費税

クレジットカード現金化は「商品」のカード決済購入と換金によってショッピング枠を換金する金策です。そのため、商品の購入は確実であり、ほぼすべてのクレジットカード現金化方法で消費税がかかります。

手数料③：送料【商品ネット購入or遠隔地買取の場合】

商品を購入する際や換金する際にWebサイト上のサービスを利用する場合、必ず「発送」が必要であり、そのための「送料」がかかります。

もちろん「どこからどこに送るのか」「どこからどこに届けられるのか」距離によって送料は変わりますし、「沖縄・北海道・離島は送料別途」となれば送料も変わってくるでしょう。

当然ですが商品を店舗で購入するか、または店舗で買取を依頼するなどして「来店」する場合はこの送料を抑えることができます。

基本的にWeb上のサービスを利用しなければこの送料はかかりませんが、場合によっては送料無料の場合もあるので送料の金額はよく確認しておきたいところですね。

手数料④：換金時の業者側の利益

クレジットカード現金化には商品の換金が必要であり、換金の際には現金化専門のサービスや買取業者(リサイクルショップ)、メルカリなどの換金サービスを利用しますので、この「換金時の業者側の利益」は必ずかかります。

業者側もビジネスですので業者が儲かる分みなさんは損することになります。

例えばリサイクルショップで不要品を売る時、商品を購入した時の代金よりも値段が落ちますよね。経験的に商品を換金する際に商品代金の１割～４割が業者側の利益となります。

チェーン展開の総合リサイクルショップでは業者側の勘案によって安く買い叩かれてしまう可能性が高いので、専門の査定スタッフがじっくりと鑑定してくれる専門リサイクルショップを利用しましょう。

口コミなどの確認も重要になってきます。

業者側のぼろ儲けにならないためにも、このようになるべくカード決済商品を高く売る工夫が大切です。

手数料⑤：振込手数料【遠隔地買取の場合】

買取を依頼した店舗が遠隔地である場合、現金を直接受け取ることができませんので、振込の必要性が発生します。

多くの場合は、振込手数料は利用者側の負担となりますので振込が必要になる際は覚えておきましょう。

手数料⑥：クレジットカード決済手数料

クレジットカード決済を利用すると必ずではありませんが、決済手数料がかかることがあります。しかし、この手数料は本来カード利用者ではなく、カード会社から加盟店側に請求されるものとなっています。

カード会社各社の加盟店規約などで明確に禁止されてはいないものの、カード利用者に商品購入代金に決済手数料を「上乗せ」するのはタブーとされており、ほとんどの場合請求されることはありません。

ただし、一部の飲食店や利益率の低い業種では決済手数料の支払いで最悪赤字になってしまうことが多いとされ、代金に決済手数料を上乗せするケースも多いとされています。

クレジットカード現金化の手数料はどこでわかる？手数料を確認する方法

手数料がいくらかかるかは換金率から計算します。換金率については電話で直で聞くのが確実、HP上の換金率から計算するのもアリですが、おとりの換金率の可能性があるので注意しましょう。業者によって換金率は大きく変わるのでHP上に記載された電話番号に聞くのが一番です。

換金率相場は基本的に額面の60%台(手数料40%台)で、どんなに高くても80%です。

換金率の問い合わせに対して正確に換金率を教えてくれないことも多いです。相場から外れた換金率には注意しましょう。80%を超えたレートを答えてきたら疑ってください。とりあえずいくら振り込まれるのか金額で答えてもらい、それでも回答が得られないようなら悪質なので利用をやめましょう。

クレジットカード現金化の手数料の相場

実際にいくらかかるのかはクレジットカード現金化の方法によって変わるといわざるを得ません。クレジットカード現金化の方法には以下のようなものがあります。

この現金化方法を元に手数料の内訳と現金化までにかかる時間を整理してみました。

このように方法によって変わりますが、クレジットカード現金化にかかる時間を短くしようとするほど手数料が高くなる傾向があります。

また、クレジットカード現金化の方法は店舗を利用するのか、Web上のサービスを利用するかでさらに「細分化」が可能で、手数料の内訳や日数が変わってきます。

そこでここからはさらに細かい事例に分けて、シミュレーションしていきたいと思います。クレジットカード現金化の金額は10万円とします。

※手数料については現金化サービス業者の儲けが20％、自力で買取依頼する際はリサイクルショップの儲けが10％とし、その他手数料はすべて一定とする

このようにクレジットカード現金化の方法によっては手数料が微妙に違いますし、それぞれの現金化方法で「即日現金化が可能」であったり「遠隔地からの現金化可能」であるなど特徴も異なりますので注意しましょう。

クレジットカード現金化は危険、違法？手数料以前にやっていいのか

ネット上ではカード会社を中心にクレジットカード現金化は「危険」「違法」という言葉を見かけませんでしたか？こういった記事を見かけると頭ごなしにクレジットカード現金化を「悪」と否定しがちですが、実際は異なります。

ここからはなぜクレジットカード現金化が「悪」と呼ばれがちなのか、その背景に迫ります。

クレジットカード現金化が禁止なのは「悪質業者」のせい

クレジットカード現金化が危惧される理由は、現金化サービスを提供する業者の中でも一部の業者に悪質で違法な業者が存在するためです。例えば以下のような悪質行為の可能性もあります。

特に事前に聞いていた手数料の金額よりも高額な手数料を請求されたという事例が多いようです。

詳しくは以下の記事で解説しますが、悪質業者の存在は忘れてはいけません。

そのため、決してクレジットカード現金化行為自体が悪いというわけではなく、カード会社がカード会員に違法な業者の利用を避けるために、カードの現金化行為自体を禁止している、という実態もあるようです。

悪質業者を選ばずにクレジットカード現金化するための工夫【優良店探し】

便利なクレジットカード現金化サービスですが、悪質業者がいるとなれば現金化を避けがちですよね。

しかし、悪質業者は一部に過ぎず、業者選びをしっかりすれば問題はありません。その際におすすめなのが「口コミをしっかり調べること」です。その方法は以下の記事でお伝えしていきます。

現金化業者の換金率がサイト上表記よりも低くなる理由

現金化業者でクレジットカード現金化を依頼するとほとんどの場合、サイト上に表記されていた換金率で試算した金額よりも少ない金額が振り込まれます。詐欺だと思ってしまいますが実は慣行化しており、現金化業者の換金率は低くなる前提で使われています。しかしなぜ換金率が低くなるのでしょうか。

手数料が差し引かれるため

クレジットカード現金化サービスを使う換金率での現金化の後、振り込まれる直前で謎の手数料が差し引かれます。大半は「手数料」とだけ伝えられ、どのサービスに対する手数料なのかわかりません。

これによりサイト上評価の換金率から20〜30%は落ちたレート(換金率相場60〜70%)で現金化となります。

表記の換金率はあくまで最大値であるため

サイト上に表記されているのはあくまでも最大値で、現金化を希望する金額や申込者の属性で換金率を変えているものと思われます。記載通りの換金率での現金化は諦めましょう。

キャンペーンが存在しないため

換金率アップキャンペーンなどとサイト上にあってアテにする方も多いですが、開設当時からキャンペーン表示はそのままということがほとんどです。キャンペーンは期間限定で行われるものですので、開催期間の未表記や取り下げないまま放置などの実態があればそのキャンペーンは無効となります。

クレジットカード現金化の手数料が安く済ませる方法

自力で新幹線回数券、商品券を利用して現金化するか、家族・友人の買い物や飲食代をクレジットカードで立て替えて後で現金で回収しましょう。特に後者の「立て替える方法」ならクレジットカード現金化の手数料をかなり圧縮できます。

まずは友人または家族、仕事の同僚を誘いましょう。この時に誘う相手は、必ず現金を返してくれそうな（後で返すなどと言わないような）現金の手持ちがありそうな方にします。

小売店や飲食店が支払いが現金のみ（クレジットカード不可）かどうかは店名をグーグルで調べればすぐに分かります。

まとめ：手数料を安くする方法は･･･

この記事で紹介した手数料をまとめていきましょう。

シミュレーションでは100,000円をクレジットカード現金化するにしても、手数料はその2割に値する20,000円以上かかるケースがほとんどでしたね。この手数料を安く抑える方法はないのでしょうか。

一番手っ取り早いのは、Webサービスを使わないことです。来店して直接商品を仕入れて店頭買取を依頼すれば発送や振込のステップを省けますので送料や振込手数料を省けます。

移動の際も徒歩や自転車を利用し、通勤コースなど日頃往来するルートから遠く外れない範囲でクレジットカード現金化することもおすすめします。