お金に関する悩みはつきませんよね。
「現金に困ったらお金を作りたい」「消費者金融やカードローンは怖い」という場合、お手持ちのクレジットカードから現金を作る方法もあります。
クレジットカード1枚から現金を作り出す裏技があれば知りたいよな!
今回はそのクレジットカードから現金を作る方法を解説していきますよ。
具体的な方法と注意点を解説するので現金がなくなって必要になったら思い出してね!
クレジットカードから現金?基本的にはキャッシングだが・・・
クレジットカードから現金を作り出す場合、基本的には「キャッシング」が思いつくと思います。
まずはキャッシングの使い方から見ていきましょう。
キャッシング枠はもう使い果たした?クレジットカード現金化なら「ショッピング枠」を換金できる。
キャッシング(クレジットカード)の使い方
キャッシングとは、ご存じの通り、お手持ちのクレジットカードを使って、ATMなどからお金を借り入れるサービスのことですよね。
クレジットカードから現金を作るサービスだな。
利用方法も簡単で、カード提携先のATMにクレジットカードを入れ、お引き出しから「暗証番号」「借入」「1回払い」と進み、借入金額を入力するだけで現金を引き出せます。
返済はカード会社に翌月1回払いもしくはリボ払いを取り扱っておりますが、必ず「金利」が発生するため注意しましょう。
キャッシング枠利用には手数料がかかり、ショッピング枠のように「利用した分だけ返済」というわけにはいきません。
返済にリボ払いを要求されるケースは少なくない。金利がかかる以上、返済は少ない回数にしておきたいな。
主に急な出費でカードを利用した信用取引ではなく「現金が必要になるシーン」で活躍する方法です。
機能付帯には「審査」が必要!信用情報に問題があるなら難しい
また、キャッシングは最初から利用できるわけではありません。
キャッシングを利用したい場合、必ずキャッシング機能を事前にカードに付帯させておく必要があります。
ただし、キャッシング機能をカードに付帯させるためには「審査」が必要です。過去に金融事故を起こした場合、審査に通りにくくなるので注意しましょう。
過去に『遅滞』『強制解約』『債務整理』『自己破産』 などといった金融事故を起こした場合、信用機関には5年間この情報が残ってしまうよ!
情報は複数の信用情報機関の間で共有され、金融機関が情報を参照する。過去の事故が金融サービスを利用する際に悪影響を及ぼしてしまうんだ。
この審査に通ることで初めてクレジットカードのキャッシング利用枠(限度額)が決められ、キャッシング機能が付帯されます。
ここまですることでようやく「クレジットカードから現金」を用意することができるのです。
この時の上限額は個人の信用によって決まるとされているが、5万円~10万円であることが多い。ショッピング枠と比べると非常に少ないな。
すぐ利用限度額に達する
そして問題なのが「すぐにキャッシング利用限度額に達してしまう」という点です。
限度額に達してしまえば当月はそれ以上キャッシング機能を利用してATMから現金を引き出すことができない!クレジットカードから現金を作れない!
キャッシング枠はショッピング利用枠の一部を利用しており、ショッピング利用枠よりも限度額が少ないのが特徴です。
限度額は10万円程度で、恐らくすぐにキャッシング枠を使い切ってしまう方もいるでしょう。
この記事を読んでいる方の中にはすでに使い切ってしまった方もいるのでは?そんな方の選択肢にあがるのが「現金化」!
キャッシングが使えない時にクレジットカードから現金を作る方法
キャッシングが使えない場合、クレジットカードから現金を用意する方法として「クレジットカード現金化」があります。
クレジットカードから現金を作る「クレジットカード現金化」
この「クレジットカード現金化」とは、クレジットカードの「ショッピング利用枠」を換金して現金を調達する金策のことです。
クレジットカード現金化の方法としては以下の4種類が挙げられます。
詳しくは以下の記事で解説しますが、クレジットカード現金化には様々な方法があります。
具体的な現金化の方法をいくつか解説しますので、順番にご覧くださいませ。
以下の記事で現金化の仕組みをさらに詳しく理解しておくと良いだろう。
クレジットカードから現金①:『現金化業者の現金化サービス』
現金化業者の現金化サービスはクレジットカード利用枠の換金を専門としたサービスのことです。
「現金化」と聞くとこのサービスを思い浮かべる方が多いようですね。
以下の記事で解説するようなWebサービスを介して現金化するものが主流とされますが、首都圏内には現金化を専門とする「店舗」も存在しています。
店舗で現金化したい方はこちらの記事もチェック!
クレジットカードから現金②:『商品券』を購入して買取・換金
クレジットカード現金化の中には「商品券」を利用したものもあります。
「商品券を使う」と聞くと意外かもしれませんが、商品券は「金券(現金に準ずる価値のある紙面)」として高く売れる商品。カード決済で購入できれば後は高く売ることができます。
気になるカード決済で買える金券はこちらの記事で紹介しているゾ!
クレジットカードから現金③:『新幹線回数券』を購入して買取・換金
新幹線回数券も商品券同様に高く売れる商品です。
さらに商品券と違うのは「JRのみどりの窓口や券売機などで購入しやすい」という魅力があることです。
手軽な方法だけに油断せずに注意すべきこともあるのでこの方法が気になる方は以下の記事をご覧ください。
クレジットカードから現金④:『メルカリ』で現金化
メルカリでも現金化が可能です。
カード決済で購入したブランド品などをメルカリでなるべく高値で転売する方法やメルカリで安く値切ってカード決済で仕入れたブランド品などをリサイクルショップで高く売る方法などがあります。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
実は手元に還ってくる現金のレートは一番高いんだけど、現金化までにかかる時間は長い。すぐに現金が用意できないので注意!
クレジットカード現金化には買取式とキャッシュバック式がある
クレジットカード現金化には大きく分けて2つの現金調達方法があります。
買取式とは
買取式とは、クレジットカード決済のショッピング枠で購入した商品を買取依頼することでショッピング枠を現金化する方法のことです。自力で現金化するなら買取式での現金化となります。
換金率が高い商品を選んで現金化できるので換金率は高いのですが、商品の発送や買取時の審査が必要となり、手元に現金が届くまでに時間がかかるのが特徴となります。
キャッシュバック式とは
キャッシュバック式とは、ショッピング枠で購入した商品の現金キャッシュバックで現金化する方法で、主にキャッシュバック式を採用する現金化業者の現金化方式となります。
商品の発送の手間がなくなり現金化のスピードは速いですが、現金化業者を頼る必要があります。
【即日で現金化する方法は限られている】
ここまで紹介した現金化方法は新幹線回数券のみ即日可ですが、商品券を利用した方法が2日~1週間、メルカリが1ヵ月弱とすべての方法が即日で現金を準備できるわけではありません。
キャッシングのようにすぐに現金が欲しい場合、現金化の方法をきちんと選ぶ必要があります。
即日で現金化できる方法は下記の記事でまとめておきたましたので、「早く現金を準備したい方」は要チェックですよ。
クレジットカードから現金を引き出すのは違法なのか
結論から言えばクレジットカードは現金化の「行為」自体は犯罪ではありません。違法性があるのはクレジットカード現金化を専門とする「クレジットカード現金化業者」のうち、一部の悪質業者のみです。
ネット上では特にカード会社系のメディアで「クレジットカード現金化は違法」とみなしているので身構えしまうのですが、これは詭弁で違法とは言い切れない部分もあります。
横領罪や詐欺罪の問題もあるが実際に立証はされていない
あまり知られていませんが、カード会員がクレジットカードで購入した商品は、利用代金を支払うまでカード会社の所有物です。所有権留保といいます。これを会員が勝手に処分するとカード会社の所有物を勝手に処分したとして横領罪が成立すると考えられています。
他にも現金化業者はカード会社に対して偽の取引で売上金を請求するので詐欺罪が成立するとされ、現金化業者の利用者も詐欺罪に加担すると考えられています。
しかしながらあくまでも考えられているというだけで実際に立証され有罪判決が出た例はありません。(現金化業者が出資法違反や所得税無申告で捕まった例は何度かありましたが)
そもそもクレジットカード取引に所有権留保を引き合いに出すとカード決済で買ったプレゼントを友人にあげても横領罪が成立してしまいますし、カード決済で買ったサプリを使ったら器物損壊罪が成立してしまいます。カードを使う人は誰もいなくなります。
また詐欺罪に関しても、現金化業者の利用者は現金化業者を使って被害を受けた被害者であり、詐欺罪に加担することになるのかもしれませんが、被害者を処罰するようなことはしないと思われます。
クレジットカード現金化には違法性があるなどと説明されることも多いのですが、突き詰めて考えれば違法性はありません。クレジットカード現金化をしても逮捕されるようなことはないので、鵜呑みにしないようにしましょう。
違法性はないがクレジットカード現金化はカード会社の規約違反
違法性はありませんが、クレジットカード現金化行為はほとんどのカード会社の利用規約で禁止行為として定められています。
元カード会社に勤務していた友人に理由を聞いたことがありますが、「現金化業者が危険だから」「審査のない現金化に前傾し、利用代金を払わないまま逃げられるから」といった理由から利用規約で禁止しているようです。
利用規約で禁止されているので、違反がカード会社に発覚すれば制裁を受けます。逆に違反が発覚しなければ制裁を受けることはありません。
違法性はないが日本クレジット協会や金融庁も現金化を禁じている
日本クレジット協会や金融庁でもクレジットカード現金化に対しては情報発信を行うなどして警鐘を鳴らしていますが、特に取り締まりを行っているわけではありません。
クレジットカードから現金を作る時の注意点(リスク)と対策
クレジットカードから現金を作る際はいくつかの注意点があります。以下の記事もご覧ください。
注意1:利用停止リスクがある
クレジットカード現金化にはカードの利用停止リスクがあります。クレジットカードの利用規約に違反するためです。
クレジットカード現金化自体は自分で買った商品を処分しているだけ。きちんとカード会社に返せば問題はないよ。
クレジットカード現金化は審査が不要な便利な金策ですので現金化と疑われないように現金化をしていきましょう。
換金性が高い商品(金券やブランド品等)の高頻度な購入、普段購入しないような高額商品の一括購入といった購入履歴があると現金化を疑われやすいです。また遅滞を繰り返すような行為もカード会社の信用がなくなり、怪しげな取引があった場合に現金化を疑われやすくなります。
知らずに現金化していると大変なことになるので必ず以下の記事をチェックしておいてくださいね。
注意2:高額手数料など悪質業者リスクがあり損をする可能性がある
クレジットカード現金化業者の中には悪質業者も存在しているとしましたね。
このような悪質業者の中には高額で手数料を請求するケースも存在しています。悪質業者には特徴があるので、現金化業者を使って現金化したい場合は、見分け方を心得ておきましょう。
具体的には以下の記事で解説しますが、このような悪質業者には注意しておきたいですね。
注意3:信用情報に傷がつくリスクがある
金融事故があると信用情報機関に5年間情報が登録されます。ただし登録される金融事故は支払いの延滞などで、クレジットカード現金化をすることで直接的に情報が登録されるわけではありません。クレジットカード現金化をする方には多重債務者も少なくないので、現金化に利用した代金を期日までに支払えない人も少なくありません。さらに信用情報を傷つけることになります。
注意4:自己破産ができなくなるリスクがある
クレジットカード現金化は万が一の際の救済制度である「自己破産」を定める破産法上で認められておらず、自己破産できなくなる可能性が高いです。
しかし、現金化をしていても自己破産ができる場合もあるよ!
詳しくは以下の記事で解説します。
注意5:債務整理ができなくなるリスクがある
カード会社に対して借金を抱えている場合、返済額を減額したり支払いに猶予を持たせるために「債務整理」を行うこともできます。
しかしながら、クレジットカード現金化行為はカード会社の規約違反行為です。
債務整理の交渉の際に「違反行為を行ったのだから交渉はしない」と交渉に応じない恐れがあります。
そのようなことがないように、利用した分は必ず翌月・翌々月の支払日までに支払おう!
ネットから使える現金化サービスで、クレジットカードから現金を作ることもできる!
クレジットカード現金化とキャッシングはどちらがおすすめ?
どの程度デメリットを許容できるかによります。メリットデメリットを見比べてみてください。
キャッシングのメリット・デメリット
キャッシングで現金を作る場合のメリットデメリットです。
メリット:正当な方法で現金を調達できる
クレジットカード現金化のような裏技ではなく、公式な方法なので利用したところで誰からも咎められる心配はありません。
メリット:カード会社のサービスなので安心安全
クレジットカード会社が提供するサービスなので、怪しげなサービスに個人情報を登録する必要もありません。
デメリット:審査が必要
カードにキャッシング機能を付帯させなければ使えません。付帯のためには審査が必要となります。金融ブラックだと審査に通らずにキャッシング機能を付帯できない可能性があります。
デメリット:総量規制により現金を借り入れできないこともある
他社借入分を年収の3分の1をオーバーすると総量規制により、キャッシングによる借入ができません。
クレジットカード現金化のメリット・デメリット
クレジットカード現金化で現金を作るときのメリットデメリットを解説します。
メリット:審査は不要
融資ではないので審査は不要です。たとえ金融ブラックでも使える金策となります。
メリット:総量規制は関係ない
ショッピング枠の現金化は総量規制とは関係ありませんので、借入できない状態でも現金を捻出できます。
デメリット:利用停止リスク
カード会社の利用規約違反なので、カード会社に現金化を疑われれば利用停止になる恐れがあります。とはいえカード会社が検出できるのは購入履歴だけなので簡単に特定されるわけではありません。
デメリット:信用情報に傷がつくリスク
クレジットカード現金化の末に利用停止となり、強制退会となれば、信用情報に傷がつく可能性があります。
まとめ
クレジットカードから現金を用意するためには基本的には「キャッシング(クレジットカード)」を利用することになると思います。
しかし、キャッシング機能付帯のためには「審査」が必要ですので審査に通らなければ利用できませんし、利用限度額が低いのですぐにすぐ利用限度額に達してしまうでしょう。
もしキャッシングが使えない時はクレジットカードから現金を作る方法として「クレジットカード現金化」があります。
今回はその方法を色々紹介したナ!自分に合いそうな方法を見つけよう!
また、注意点も必ず押さえておこう!安全なクレジットカード現金化については以下の記事をチェック!
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